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『手が届くなら』登場人物紹介
日比谷ひびや 翔平しょうへい (中学2年)

 本作主人公。生粋の都会ッ子。部活にしか精を出さず、勉強はともかく友達付き合いが悪い。そんな中で入った部活には同級生はおろか、先輩たちにも煙たがられていた。翔平も部活ができれば人付き合いなぞどうでも良いと思っていたが、義理人情に厚い一人の先輩が手助けをしてくれて、以来恩人として尊敬し、そして憧れの的になっている。

小谷こたに 隆太りゅうた (中学3年)

 翔平から見るとバスケ部での先輩に当たる。プレーも上手く、本人もプロバスケ選手を目指している。一年前に部活だけできれば良いと考えていた翔平の考えを根本から変えさせた張本人。元から義理人情に厚く、見知らぬ人と話すときには丁寧な口調になる。だが、そこはまだ中学生。そこまで強くはないため、現在は「あること」が原因で挙動不審になっている。

助川すけがわ 大輔だいすけ (中学2年)

 翔平をバスケ部に誘った当事者。同時に翔平の数少ない友達でもある。今の中学校には小学校卒業と同じくして引っ越して来たので、知り合いは誰も居なかった。だが人柄が良く、話しやすいこともあって友達は多く、その中でも翔平にだけは異様になついている。
 親の都合で引っ越してきたわけではなく、自分の意思で都会に出向いてきたのにはそれ相応の理由があって――?

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